業務内容のご紹介
遠州軌道株式会社は平成8年の設立以来、静岡県の天竜川~大井川エリアにおいて新幹線の軌道保守工事を行ってきた会社です!「日本の大動脈」とも呼ばれるエリアを、責任を持って30年ほど背負ってきました。限られた時間内にミリ単位の工事を行う私たち。今や生活や経済の足となるほど重要な役割を持つ新幹線の運営に携わることを意識し、日々確実な工事を行っています!
線路保全(軌道パット直し)
線路保全工事は、安全かつ円滑な運行を確保するために行われる作業です。これには、線路や信号装置の定期的な点検・修理、検測機器を使用した異常の早期発見、および老朽化や自然災害からの保護が含まれます。線路保全工事は、列車が安全に運行できるように線路の平滑性や軌道の安定性を確認することで、利用者にとって信頼性の高いサービスを提供する役割を果たしています。
むら直し
「むら直し」は、線路の不均等な高低差を調整する作業を指します。列車がスムーズに走行するためには、線路の表面にできるでこぼこや凹凸を修正する必要があります。むら直しでは、専用の機械を使用して線路の高低差を均一に整え、走行中の揺れや振動を最小限に抑えます。これにより、利用者が快適で安全な旅を楽しむことができ、新幹線の運行の安定性が向上します。
レール更換
「レール更換」は、老朽化や摩耗により劣化したレールを新しいものと交換する作業を指します。定期的なレール更換は、列車の安全性と快適な運行を確保するために重要です。古くなったレールは、ひび割れや変形が生じ、これが列車の走行に悪影響を与える可能性があります。レール更換により、新たなレールが導入され、適切な強度や平滑性が確保されます。これにより、高速で頻繁に運行される新幹線が安全かつ効率的に運行される基盤が整備されます。
肩部道床更換
「道床更換」は、列車の軌道を支える重要な部分である道床を新しいものに交換する作業を指します。道床はレールを支え、列車の重量や振動を分散し、軌道全体の安定性を確保します。長年の使用や気象条件により、道床は劣化し、その機能が低下します。道床更換では、専用の機械を使って古い道床を撤去し、新しいものを設置します。これにより、軌道全体の安全性が向上し、列車が順調に運行できるようになります。
耐震工事
「耐震工事」は、地震の際に軌道や関連設備が被る被害を軽減するための作業です。耐震工事では、軌道の基盤や構造物に地震に強い材料や構造を導入し、揺れに対する耐性を向上させます。また、地震が発生した際に速やかに安全な状態に戻るように設計されたシステムや装置も組み込まれます。これにより、新幹線が地震による損傷を最小限に抑え、迅速な復旧が可能となります。